先日個人輸入で購入した毛糸の続きのお話を。
編みたいセーターは決まっていたので、早速試し編みしてみたものの色々悩むことになった経緯を書き留めておきたいと思います〜!
前回の記事は、以下ご参照ください♪
個人輸入した毛糸で編みたいセーター
まずは編みたいセーターに関して簡単にご紹介!
インスタで気になってフォローするようになったコペンハーゲンのニットデザイナーanne ventzelさん。
スッキリシンプルだけど今っぽさのあるデザインのニットがかなり今の気分^^リラックスした大人の休日スタイルに合いそうなパターンが豊富でほっこり感がミニマムなのも良い感じです♪♪(手編みニットの絶妙なほっこり具合でもっさり見えやすい顔なので 、ほっこり具合はかなり気にして選ぶようにしています。)
最初はCARDI COCOONという、名前の通りコクーンシルエットのカーディガンからAnneさんを知りましたが、全部みた結果候補に残ったのが「DIAMOND JACKET」「RIBBED JUMPER」。DIAMOND JACKETは羽織りですがカーデは別途買うつもりなので、今はプルーオーバータイプのRIBBED JUMPERを編んでみようと決めた次第です。
参考:anne ventzel英語版のパターン一覧→https://www.anneventzel.com/shop
Ribbed Jumperについて
形は写真のようなボトルネック(というのかな?)で袖はゆったりめのラグランスリーブ。身頃も同じく結構ゆったりした今っぽシルエットのセーターです。
デニムやパンツに合わせて日常的に着やすそうなデザイン!
Ribbed Jumperの推奨の毛糸は、イサガーのMerlinとSilkmohair(1本ずつ引き揃えて編んでいきます)。
プリントアウトしたパターンはモノクロですが、見本での使用糸は、Merilin の 41番(グレー)とSilk Mohairの0番(白)だそうでパッと見は霜降りグレーといったところ。白も乗っかっているはずが見た目はほぼグレーなんだけど、モヘアの白があるおかげで柔らかい色味に見えるのが上級者って思える色合いです!
注文前の妄想色合わせ
毛糸を実際見に行くのがコロナ禍で避けたかったこともありネットで購入したものの、ちゃんとした色味は把握できていません。そこで、今回は本命としてMerilinの0(オフホワイトのような色)にSilkmohairの6(ピンク味のあるベージュ)を引き揃えて真っ白じゃなくちょっとベージュがかった白っぽいセーターにしたいなというのが注文前の頭の中の妄想です。
ただ、実際の色味が想定と違った場合に2本の交わり具合が好みじゃなくなる可能性もあったので、もし好みじゃなかったらシンプルに真っ白のセーターにしようと別プランになった時用にSilkmohairの0(昔からある白)を試しに1つ購入しておきました。
※イサガーの糸は違う種類でも、同じ色味があるのでそれだと色合わせが間違いないのがありがたい。
実物での色合わせ
で、実物見てみての第一印象は、Merilinは想像通り、Silkmohairはおーーーまぁそうなんだけど・・思ったよりピンク味濃いかも?と、不安は実際のものとなることに。
実際の毛糸とそれぞれのカラーでの編んだ生地感は以下のようになりました!
下段 左から0×0、0×6で編んだもの
うーーーん。
思ったよりピンときません。。
白は本当に普通。ありだけど何となくときめかない><
6番と編むと妄想した感じにはなっていない・・・。さて、どうしよう。
糸の色選びの難しさ
機織りでもそうだけど複数の糸が混ざった時の色味って想像未満の時も想像以上の時もあって、いつもドキドキ。。そして、試した時に最初のイメージ未満になった時、本当に悩む(´-`)・・・
そのまま作っていくと案外いいじゃ?!となることもあるし、第一印象のままピンとこないこともあってこの分岐点が自分でも分からないのです・・
せっかく作るなら心からイイ!と思ったものを作りたいし、ただ悩んでも進まないし、でも納得して作らないともったいないし・・。頭の中がもやもやと止めどなくなってしまいます(笑)
ある時、突然これでいけそう!と腹に落ちるとまだ良いのですが、そうならない場合は情報を集めて安心の材料(もしくは背中を押すスイッチ)を探す必要が出てきます。
今回は、結局悩んで数週間放置。
しばらくぶりに0番×6番のスウォッチを見たら「あら、なかなか良いんじゃ・・?」と何故か印象が変わって想定していた色で編むことにしました(時が解決した不思議な現象です・・最初にみずからハードルを高くしすぎていたのかも笑)。
編み進めて面積が大きくなってくるとまた印象変わってくるけど、今回は段々と良いねぇの気持ちが増してきています(良かった!)
※ただ見慣れただけなのか、最初に感じた違和感が時間とともに消え去っていったのか。私の場合は自分の中で先に編みたいもののイメージを持っていると実物との差異が出てしまった時に納得できなくて進めなくなってしまいます。納得して編むのがもちろんベストですが、時間は限られているのでこの辺りうまくしてもっと手早く進められると良いのですが。
完成したRibbed Jumper!
色味に悩んで、結局9月半ばくらいから編み始めたRibbed Jumperがついに完成!
本格的に寒くなる前に完成して良かったです♪
今回はSサイズで編みました。
指定量の糸を購入していたものが、MerlinとSilkMohair共に1玉と半端分の糸が余ることとなりました!
以下がパターンに記載されているSサイズでの完成品の想定サイズと必要な糸の量です。
▼サイズ
Sizes: S
Jumper, chest: 109 cm
Length: 55 cm
Sleeve length: 31cm
▼材料
300g Merilin by Isager (208 m / 50 g) →=6玉
150g Silk Mohair by Isager (212 m / 25 g) →=6玉
必要量6玉に対して1玉ちょっと余ったので、5玉弱×2で編み上がったことになります。
確かに腕を編んでるとき、試着しながら長さを調整していたら、あと26cm編みましょうという段階で、すでに手首のあたりまで届いていました。オーバーサイズといえどそんなに長くする必要性もないので、省略したらこれだけ糸が余ることとなりました。
背が高く手も長い北欧の人と比較すると、小さく華奢であろう日本人の体型だと使う量も少なくなってお得ですね^^
何とコスパの良いこと!w余った毛糸はメルカリで売ろうと思います → 速攻売れてびっくりしました(*゚ロ゚)
ロールアップの首元はもう少し高くしたほうがオシャレかなと思いますが、冬の室内は結構暑いのでこのくらいが過ごしやすそう。
袖はほんの少しバルーンぽくなってるのも今のトレンドにもあってて可愛いです^^
後ろ身ごろの方が少し丈が長くなっていますが、着てみると思ったより長さが出ないので前身頃をボトムスにinして着るとスタイルアップ!
やっとできたふたつ目の手編みセーター^^。
途中何回も分からないところはあって、検索しまくるのも慣れて来ました。
そして集中しすぎてしまい肩と腕が凝ります(笑)。
1シーズンに何枚も編むのは体が持ちそうにないのですが、徐々にもうちょっとスイスイ編めるようになれるように前進あるのみです!
仕事でも、料理でも、掃除でも、編み物でも常に前屈みで肩凝るために生きているように思います笑
次のプロジェクト?!
セーターは1シーズン1枚と決めていますが、もふもふのカーデ購入しようと思っていた時に、気になったパターンが出てきました。
Knitting for oliveのDARJEELING CARDIGAN
モヘアを3本取りで編む少し長めのカーディガン、可愛い(*˘︶˘*)?
あんまり厚いセーターは最近の東京では活用度も低いので、軽くて暖かくて可愛いモヘアは手編みするのが楽しいし、活用度大!!
カーデ買うの一旦止めて、またシルクモヘアを個人輸入しようか画策中です!
もう少し続きそうなおうち時間を楽しく過ごすためにも