【風呂なし生活記録】ロボットが接客する「変なホテル」体験記

給湯器が壊れた?!

ある日の夜、家の給湯器が壊れてお湯が出なくなりました。(=お風呂に入れなくなりました。。。)

週末に壊れたので、週明けに管理会社に連絡すればすぐに修理してもらえるかと思っていたら、実際は取り替えのため商品取り寄せなどがあって1週間以上風呂無し生活を余儀なくされることが決定(°▽°)。

※最初に給湯器に貼ってあった設置会社に電話したら既に会社が統合か何かで、なくなっていたようです。担当じゃない部署の方に繋がったようですが、設置年月日を伝えたら既に寿命を迎えていると言われました・・。

お湯が出ない中でお風呂に入る方法

とりあえずはお水を少しお風呂に張って、沸かした熱湯を何度か加えてぬるま湯を作って風呂桶で頭や身体を洗って過ごすことに。最初こそサバイバル感と非日常感で結構いけるなぁと思っていたけれど、これが続くと結構辛くなってくる。
※数日くらいならこれで充分!
ちなみに、なるべく工数少なく快適に水浴びするためのポイントは最初に溜める水の量。
あまり多いと熱湯を加えてもただの水になってしまうのでごく少量の水に熱湯を加えながら熱々のお湯を作って、最後に水をまた追加してお好みの温度に調整するのがポイント。
この情報が役に立つことがあるかは謎ですが・・

仕事を終えて夕ご飯を食べお茶を飲み、さてお風呂溜めるか、と思ったタイミングで「あーーー、給湯器壊れてるんだった…」お湯沸かして何度もキッチンとお風呂を往復するあの作業しんどい・・・と3日後くらいから早くも面倒になってきました。
さてどうしよう・・。

水浴びに疲れたので避難

ちょうど次の週末が連休だったのもあって、その間は実家にお風呂を入りに帰ることに。
それ以外の日はどうしようか…と悩んでいたけれど、色々面倒になったら蒸しタオルで身体を拭いて、頭は冷水シャワーもしくは非常時用に買っておいたシャンプーシート(とはいえそんなにすっきりはしない)で顔は洗面所で洗うサバイバルスタイルで凌いでみることにした(お湯作るのが面倒すぎて・・)。多分これだと頭はちょっと臭うんじゃないかと思っている…

一日おきにそれをやるとなんとかいけるそうと思っていたけど、どうにも身体が重い。
普段は毎日湯船に浸かっていて、お湯が出なくなってからの日々で背中の重さや首肩凝りが倍増した感がある。
気のせいかと思っていたが、実家に入ってお風呂に入るとびっくりするほど楽になったのでおそらく思った通りなんだろう。お風呂大事。

実家から戻り残るは3日。

あと1日ですらお湯沸かして冷水に混ぜる作業をやる気がなくなり、一泊だけ近場のホテルに泊まることに。
幸い綺麗めなビジネスホテルはかなり安くなっている。折角なので新しめのホテルを物色して、2、3個に絞り込んで検討中にふと思いついたのが「変なホテル」でした。

ハウステンボスにできた1店舗目の変なホテルは、世界初のロボットが接客するホテルだと結構話題になっていたのを記憶しているが、の後も順調に数を増やしてるらしい。
まさか自分が泊まろうとは思ってなかったけど、都内は結構色んな場所にあって、人に接触せずに泊まれるのと、散歩に出るようなラフな格好で泊まるのにちょっと良いホテルだと憚られるが、人がいないなら気にする必要がないのもあって一気に気持ちが傾いた。

Agodaの最安値だと3950円くらい、ただ部屋が狭小というくらいに狭そうなのでどうしようかと最後にひと悩みしてたところにプラス500円くらいで浜松町だったら東京タワービューの部屋が選べることを知り即決しました。(目的はお風呂だからお湯が出れば良いのだけど…ね)

東京タワー大好きなので気分転換になる〜!朝も増上寺とかでお散歩ができるし♪
キャンセル不可の一泊素泊まりで4583円。安っ!

この値段でも普通プランより少し高くなったのと実家帰省で交通費がかかったのもあって、夕食と朝食は持参していただくことにした(こんなところで変なケチ精神が出てしまう)
さてさて変なホテルはどんなホテルなんでしょう!

いざ「変なホテル」へ!

仕事を終えて向かった変なホテル。

独自のフォント!


看板のフォントも絶妙なフォントで変なホテル感を醸し出しています(・ω・)。

入ると本当に人はおらず、男性と女性のアンドロイドがいてその前に機械が並んでるだけ。

ロボットには触らないでね☆


まずは目の前にある画面にタッチペンで名前、住所、生年月日などを入力すると予約が確認されて、お会計を促されました。
ここからは、左側にある大きな会計用の機械を使いました↓。

チェックアウト時もこの機械にルームキーを挿すだけです◎

特に問題なくチェックイン

事前にAgodaで支払いしていたので0円の会計に「確認」を押すと、部屋のカードキーが出てきます。
何か問題あれば、「スタッフ呼び出し」を。
で、ここから一瞬悩む。カードキーには部屋番号がなくて、どこに行けば良いんだ?と戸惑っていたら少し遅れて領収書が出てきてそこに部屋番号が書いてありました。
※ちょっとタイムラグあって??って間が空きます(笑)落ち着いて待ちましょう。

かなりスムーズで拍子抜けするけど、実際チェックインてこんなもんだよなとも思った。めちゃくちゃ簡単。
でも年配の方や察することができないタイプの人だと難しいのかも。
うちの父とかを想像すると受付の前でまず何すれば良いんだ?となりそう。
そんな場合は人を呼び出すボタンがあるし、徹底的シンプルでスンバラしい。

エレベーターはカードキーをかざして、階数ボタンを押すタイプです。

カードキーがある階しか選べない、セキュリティも考慮されているタイプ

エレベーターの案内板を見る限り東京タワービューは11階以上の一部客室のよう。
ファイテンの製品が使用されているファイテンスペースデザインルームなんてものも。予約時に選べます。

東京タワーマーク!

今回は13階のお部屋でした。
部屋に入ると、窓の向こうには、

レースのカーテンを突き抜けて存在感を出してくる東京タワー!
カーテンを開けると・・


狭いけどベッドから見える東京タワーは思ったよりもふもとまで見えてて素晴らしい!

とにかく目前の東京タワー

綺麗。

部屋は狭いけど(笑)

その狭い部屋でもう一つ存在感を出しているのが、部屋の設備として珍しい「LG styler」という衣類や小物の除菌ができるもの(浜松町は全部屋設置)。一人分のロッカーみたいな扉を開けると、↓な空間が。

近未来的な見た目と空間


ズボンのプレッサーもついているので、スーツをパリッとさせることもできるし、普通にきていた服をリフレッシュするのにもよさそう。(除菌とか乾燥のコースが選べるようになっていました。)

ズボン・スラックスはドアの裏に


せっかくなので、手洗いした小物やきていた服(持ち帰って洗うのだけど)を乾燥かけてカラッとしてみました。

ドアにある液晶パネルで操作できます

音は普通の乾燥機よりは小さいくらいで、出来上がるとほっかほかに乾いていて使い勝手良かったです!

もう一つ便利だったのは、テレビ(ベッドの横にあってこれがでかいのよ・・)がクロームキャスト(REGZAリンク)に対応していて、スマホで再生しているYoutubeや動画がテレビで見られることでした。

テレビで使い方を確認できます

ベッドの横にテレビがあって、テレビの真下にデスクがあるので作業しながらのテレビ視聴はきつい。
のでベッドの上で壁にもたれかかるように見るのがちょうど良さそう。

枕もロフテーのものでストレートネックの私には寝やすい枕でした。

翌朝も早朝に起きて、増上寺まで散歩してきました。
朝の東京タワーも綺麗です。

夜明けの空と東京タワー
十五夜ジャストとはずれていたものの早朝の月も綺麗ですね

1泊の滞在中、人と接触したのは部屋着を依頼した時のみ(部屋着は常備してなくてフロントでもらうスタイルでした)

ちょっと寂しい気もしますが、今みたいに接触を減らしたい時や出入りが多い時(小さいビジネスホテルだと何度も”いってらっしゃいませ”と言われるの気まずい時ないですか?)など気にならなくて使い勝手のいいホテルだと思いました。

今回泊まった「変なホテル」はこちら
https://www.hennnahotel.com/

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