フランスでも人気の南部鉄器の急須
だいぶ前にアンシャンテ・ジャポン(ENCHAN-THÉ Japon)というサイトで購入した南部鉄器の急須。
南部鉄器というと、鉄分補充にも良いとかメリットの一方、重くて錆びやすい、手入れが面倒といったデメリットも浮かんできてなかなか手に取りにくいもののイメージもあります。
このアンシャンテ・ジャポンさんで販売していた南部鉄器の急須は、内側はホーロー加工がされているので鉄分補給はできないもののその分扱いやすくなっていて日本で流行る前にフランスで既に人気だったんだそう!
今購入できるものだとこんなのとか↓
https://www.takashimaya.co.jp/shopping/product.html?p_cd=0001739084&sub_cd=001
そう言われてみると、マリアージュフレールで扱っている急須の中にもカラフルな南部鉄器があるし、フランス人の古くからある美しいものを大事に直しながら使っていく精神にもなるほど合ってそうだなと納得します。
※調べてみたら、かなり前にマリアージュフレールと岩鋳がコラボして中をホーロー引きにしたカラフルな急須を作ってそれらが海外で南部鉄器が売れるきっかけになったんだとか。日本に逆輸入されたような形だったのか・・!
多少不便でも好きなものや良いものを使っていきたい精神には大いに乗っかっていきたい方なので、重かろうが手入れが手間だろうがかまわずに10年弱くらい?毎日愛用してしているうちにだいーぶ汚くなりました( ;∀;)
何度か重曹を入れたお湯にドボンと入れてお掃除しましたが、しすぎると塗装が剥がれてしまうので最近はもう自然のままの姿になっております(笑)。
※本来は外側はふきんで拭く程度が推奨されているので洗うのは自己責任です。
その使い込んだ急須がこちら↓
なかなかの色味になりました(・ω・)
仕上げ直しにかかる費用と時間/カラーバリエーション
手配する前に、まずは急須の塗り直しにかかるお代と時間を製造元の岩鋳さんに問い合わせ。
元々は販売元のアンシャンテジャポンさんで対応いただけたそうですが、何年か前にアンシャンテ・ジャポンさんでの南部鉄器製品の販売は終了してしまったため、今は製造元の岩鋳さんでのみご対応いただけます。
色を付け直すのには一回今の塗りを全部剥がしてから行うそうで、期間は2ヶ月ほど必要とのこと。
この急須で入れるお茶が妙に美味しいので、2ヶ月のあいだ手元からなくなることに迷いました。
が、新年に手元に戻ってくるので切りも良いかと思いなおし、初めての仕上げ直し(というようです)に出すことに!
※仕上げ直しのお値段はものの状況によって変わるそうで、写真を送ってお見積もりを出してもらいました。今回は急須の仕上げ直しで3,000円ちょっとでした。
ちなみに塗りを全部剥がすため、急須の色自体をまったく別の色に変えることもできるのも仕上げ直しのメリットです。
いただいた色見本がこちら↓
自分の好みでいうと、トラディショナルな黒などよりは白やピンクなどのポップな色味の方が好きです。
ピンクや若草も素敵だな〜。でも取手が黒なんだなーーー。
とネックになったのが取手の色味。黒と合わせるとポップさが薄まって可愛さ半減する気がしてしまう。。
最近、カラフルな急須の取手ゴールドverを見かけてその合わせ方が素敵でつい頭の中で黒verと比べてしまいます。
こんなのとか↓素敵!
https://www.creema.jp/item/13694812/detail
黒の取手も悪くないのだけれど・・
なんだかんだ言って、一番ピンとくるのが同じ色なので同じ色で仕上げ直しに出すことにしました^^
お代は返送時に、送料と共に代引きでのお支払いとなるそうです!
(送るときはもちろん元払い)
代打の急須を準備!
そして手元に急須がなくなる2ヶ月の間代わりの急須を用意しないといけないので、迷った末にKEYUKAのガラス製の急須を購入しました。
台湾製のこちらの急須は、耐熱性で食洗機OK、レンジOK(ガラスのみ)で茶こし部分がかなり下の方まであるので少量でもきちんとお茶がお湯に浸かるようになっていて使い勝手良さそう〜というのが選んだポイントです。
更に、南部鉄器の急須が戻ってきた後も持て余さない別の用途が思い浮かんだのが最終的な購入を後押ししました。
コーヒードリップ用に使いやすい大きさなんですよね^^
1人の時は直接カップでドリップしていますが、誰かがきた時に一杯ずつ入れるのがなんとも面倒だったのでこれで解消できます♪
ガラスの部分はレンジOKなのでコーヒー以外にも豆乳や牛乳をレンジで温めるのにも使えるし、ピッチャー的な使い方もできそうだし我ながらナイスセレクト♪なかなか気に入っています。
数日使ってみて、ちょっと思った唯一のデメリットは、洗う際に使い終わったお茶っぱが茶漉しから出しづらいことです。
仕上げ直しした急須が到着
予定では2ヶ月だった仕上げ直しは、約1ヶ月ほどで手元に戻ってまいりました^^
早い!
ちゃんとした箱に入った姿はまるで新品のよう!
ドキドキしながら中身を取り出します。
今回は急須のみで台は塗り直しに出してないので色の違いが大分出ています(笑)
もう隅々まで見てみても本当に新品。
茶漉しも新しいものに変えられて、ツル(取手部分)も新品?になったように見えます。
開封後はやや塗料の匂いが強めにします。
中を洗ってから使用するようにと同梱されていた紙に記載されていたので、その通りに一度水で洗ってみましたがまだ若干塗料の匂いが残ります。
一度お茶を淹れるように熱湯を入れて注いで、とやってたら匂いもしなくなったので、久しぶりお茶を淹れて見たところやっぱり美味しい!
しばらくは丁寧に扱って綺麗な色味をなるべくキープして楽しみます♪
断捨離がブームになって定番化しつつありますが、こうやって買うときに厳選して少ないものを大事に使っていきたいものです。